強運のぬいぐるみたち
全焼した夫の実家の前にあった納屋は、大丈夫だったのだけど、ここは昔夫のお兄さんが生後2ヶ月の時に火箱の火が着物に燃え移って全身おおやけどを負って亡くなってから、縁起が悪いので、壊せ壊せとやかましく言われていたらしい。 これを機に壊すことになった。この納屋には夫や私の思い出の品?なども保管されていた。 その中で、なつかしいものが出てきた。 それは、おすもうさんのぬいぐるみ。 体長1メートルくらいの大きなものだった。紫の回しをしめている。なんとも愛嬌のあるぬいぐるみだった。 上の子が1歳くらいの時にめずらしいので夫が買ってきたものだった。 あっちこっち引越ししているうちにどこにいったかわからなくなったと思ったら、こんなとこにいたんだ。左の乳首(ピンクのボタン)がとれかけていた。かなり汚れていたけど、洗えばなんとかなるかな?と思って、ひきとってきた。 火災が起こるちょうど一日前に義母が、2階を整理したら出てきたといって、三匹のコブタのぬいぐるみを持ってきてくれた。 これって私が大阪の実家から持ってきたものだった。たしか誕生日のお祝いにもらったものだ。バレエの衣装を着ていてトウシューズをはいているかわいい三匹のコブタちゃんのぬいぐるみだった。これも探していていつのまにかすっかり忘れていたものだった。お義母さんのおかげで焼失をまぬがれた。感慨深い。 強運のぬいぐるみかもしれない
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